成績が伸び悩むのには必ず理由があります。
わからない、わからないからつまらない、なぜ勉強する必要があるのかわからない・・・
どこから手をつければいいのかわからない・・・・・
私たちは、できる!わかる!ところまで戻って、まずは自信と勇気を与えるところからスタートします。
そして、できる!わかる喜びを知ってもらいます。
さらに、学ぶことから「広がる世界」の話をさせていただきます。
ただ、これらのステップはひとりひとり受け止め方も異なりますので、私たちもひとりひとりがなるほどと納得できる語り方をしなければなりません。
個別・少人数だからこそ、ひとりひとりにスポットをあてて真剣に考えていくことが大切だと考えております。
成績がある程度軌道に乗っている場合、たとえば偏差値が50を超えている生徒がさらに偏差値60を超え70を超えていくためには、次のステップが考えられます。
日本語にもだいぶ定着してきました「ブレイクスルー」(breakthrough)ということばがあります。
これまでの経験や常識からこれ以上はなかなか難しいと思っていた段階へあるとき一挙につきぬけていくことがあります。
ただ、多くの場合、10代の生徒が一人で突然そうなるわけではありません。
そこには、自分が限界だと思っていたことを達成させるなんらかの「きっかけ」があります。
私たちは、生徒の性格や考え方をふまえて、その成長段階に応じて適切な目標設定と課題を提示し、「きっかけ」をあたえられる伴走者でありコーチでなければなりません。
どのような目標をどのタイミングで生徒にあたえられるかもとても大切です。
また、段階に応じて最適な学習法やときには軌道修正をしめすことも大切です。
これらには、いくつかとても効果のある方法がありますが、いつでもだれにでもあてはまる唯一絶対の方法が存在するわけではありません。
いつもひとりひとりの生徒にあわせて一緒に考えていくことが私たちの指導の基本です。