数学という教科は、「実生活ではあまり役にたたないけど、頭の訓練にはいいかも」 くらいに語られることが多いようです。
しかし、テレビやスマートフォン、飛行機や新幹線、カーナビなどふだんわれわれが便利に使っているものの多くは、その技術を背景では数学がささえているといってもいいでしょう。
8,15,24,35,48・・・・・・・ 100番目はいくつ?
ちょっとみたところ、バラバラにみえたものに実は驚くような法則があって、しかもそれが式で表されることに数学の面白さがあります。
惑星の運動の法則だって式であらわされてしまいます。
や
も式であらわせるのです!
また、数学では、だれもが共通して理解できるように、数学の用語(ことば)や順番をきめたり、文章で書くと長くなってしまうものを簡単に記号であらわしたりします。
∫ log Σ
これらの用語や記号をしっかりおさえておけば、決して難しく考える必要はありません。
中学数学は、高校数学の準備段階ですので、ひとつひとつ順番にしっかり理解をすすめてください。
覚えることはけっして多くありません。
高校数学は、むずかしい、よくわからないという声をよく聞きますが、文字や記号の表すイメージをしっかりつかむこと、そして使う練習をすることで自分のものにすることができます。
クラブなどでついつい授業中に眠くなってしまうかもしれませんが高校数学にしっかりついていってください。
中3から高校数学の学習にはいることが多いようですが、中1、中2までは算数より簡単だと思っていた人も、いよいよ数学本番です。しっかりマスターしてください。決して難しいわけではないのですが、記号や式のイメージがわからないとチンプンカンプンになってしまいますヨ。
それでもわからなくなったら・・・・・
わかるところまでもどって基本を固めればいいのです。難しい問題、応用問題も、基礎がなければ解けません。
最後に、高校までの数学は順番に理解していけば、だれでもモノにできます。センスのあるなしは関係ありませんよ。
そして、数学検定や算数オリンピック(中学生の部)にもチャレンジしてどんどん世界をひろげてください!!